データ容量換算とは?
バイト、キロバイト、メガバイト、ギガバイト、テラバイト、ペタバイト間で換算します。SI接頭辞を使用:1KB = 1,000B、1MB = 1,000KB。
対応単位: Byte (B), Kilobyte (KB), Megabyte (MB), Gigabyte (GB), Terabyte (TB), Petabyte (PB).
なぜ「1TB」のHDDは「931GB」と表示されるのか
データ容量には見た目がほぼ同じなのに互換性のない2つの単位系があり、ほとんどの人が一度は混乱します。SI(10進)系は1,000の累乗:1KB = 1,000B、1MB = 10⁶B、1TB = 10¹²B。IEC2進系(1998年標準化)は1,024の累乗でkibi-、mebi-、gibi-:1KiB = 1,024B、1MiB = 2²⁰B、1TiB = 2⁴⁰B。HDDメーカーはSIで広告します——「1TB」は実際に10¹²バイトです。しかしWindows(や旧macOS)は2進で表示しつつ KB/MB/GB/TB の文字をそのまま使うため、10¹²バイトが画面上では「931GB」になります。HDDが嘘をついているのではなく、OSが同じ文字を別の接頭辞で使っているだけです。最近のmacOS(10.6以降)やLinuxは多くがSIに従っており、箱の表記と一致します。
データ容量の換算が重要になる場面
HDD・SSD・USBメモリの購入
表示容量はSI 10進(1TB = 10¹²B)。OSは同じドライブを931GiBと表示することがあります。単位の違いを理解すると、「消えた」69GBは単位選択の違いで不具合ではないと分かります。
クラウドストレージと課金
AWS S3、Google Cloud、AzureはSIのGBで課金する一方、多くのツール(rclone、duplicity等)はGiBで使用量を報告します。両者の7%の差は、PBスケールの請求書では大きな差額になります。
ネットワーク帯域
インターネットプランはビット毎秒(Mbps、Gbps)で販売されます。ダウンロードはバイト毎秒(MB/s)で表示。「1Gbps」回線は実質125MB/sで、1,000ではありません——1バイト=8ビットなので比率は8:1。混同すると「速度が遅い」という苦情になりますが、計算上は正しいのです。
動画・写真・バックアップのサイズ
4K 10ビット映像はおよそ400〜800Mbps、約3時間で1TBを埋めます。RAW画像は1枚20〜80MB;メモリーカードやクラウドプランに何枚入るかを試算するには正確な単位換算が必要です。
データベース・ログ・サーバ
開発者は行サイズをバイト、テーブルをGB、シャード上限をTBで設計します。PostgreSQLのpg_size_pretty()は2進接頭辞で返しますが、クラウド請求はSI——両方を頭に入れないとクォータ計画で痛い目にあいます。
よくある換算
- 1 Byte (B) = 0.001 Kilobyte (KB)
- 1 Byte (B) = 0.000001 Megabyte (MB)
- 1 Kilobyte (KB) = 1000 Byte (B)
- 1 Kilobyte (KB) = 0.001 Megabyte (MB)
- 1 Megabyte (MB) = 1000000 Byte (B)
- 1 Megabyte (MB) = 1000 Kilobyte (KB)
よくある質問
Q: 1GBは何MB?
A: 1GB = 1,000MB(10進法/SI標準)です。
Q: 1TBは何GB?
A: 1TB = 1,000GB = 1,000,000MBです。
Q: 1キロバイトは何バイト?
A: 1KB = 1,000バイト(SI標準)。注:2進法では1KiB = 1,024バイト。
Q: なぜWindowsで1TBのHDDが931GBと表示されるの?
A: 実際には10¹²バイト(SI定義)ですが、Windowsは2進接頭辞を使いながらKB/MB/GB/TBの文字を流用しています。10¹² ÷ 2³⁰ ≈ 931なので、表示中の「GB」は実はGiBです。データは失われていません。
Q: MbとMBの違いは?
A: 小文字b = ビット、大文字B = バイト。1バイト = 8ビット。ネットワーク速度はMb(メガビット)、ファイルサイズはMB(メガバイト)を使います。100Mbpsの回線は毎秒約12.5MB転送できます。